2017年1月28日 更新

[探求シリーズ]McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240の特徴

憧れのマッキン。リユースでなら手に入るかも。

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McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240

McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240は、現在ではすでに生産が終了し、部品交換やメンテナンスをほどこした中古品が、市場で売買されています。そのため、中古品特有の経年劣化、具体的にはレタリング部分のハゲや、トランスについた小さな傷、金属部品のくすみなどが見受けられることもあります。ですが、購入の際はそうした小さな傷よりも、むしろどのようなメンテナンスを受けてきたアンプなのか、部品交換された場合は、いつ頃されたのか、などといったところを注意してみるとよいでしょう。



ちなみに管球とは、ガラス管で製作された真空管のことで、管球式というのは、この真空管を部品としてつけたアンプのことをいいます。トランジスタの登場以前は、すべてのアンプが管球(真空管)式でした。管球式は、機械を軽量化することができず、トランジスタ式と比べて重く、サイズも大きくなります。また、管球は使用していると消耗するので、交換の手間やコストもトランジスタ式とは比較にならないほどかかります。それでもオーディオ・ファンから未だに支持を受けるのは、どこかぬくもりを感じさせるサウンドを生み出せるからです。つんざくようなきつい音ではなく、どっしりと落ち着いた優しい音を出すことができる管球式アンプは、テクノロジーが進化した現代にあっても、変わらぬ人気を得ています。



マッキントッシュからは、McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240の他にいくつか管球式のアンプが発売されています。このMcIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240は、40W+40Wというパワーですが、音楽の繊細でこまやかな表現をあますことなく再生してくれます。マッキントッシュ製のアンプは、「マッキントーン」とオーディオ・ファンの間では呼ばれているどっしりした低音域と、安定した中音域が特徴ですが、McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240は、むしろ中音域と高音域の音が美しく響くアンプです。



McIntosh マッキントッシュ 管球式パワーアンプ MC240を世に出したマッキントッシュ・ラボは、フランク・H・マッキントッシュによって事業をスタートさせました。いわゆるアメリカ的なサウンドを豊かに楽しむ高級オーディオ・メーカーとして、画期的なアンプを発表し続けています
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