引越しは部屋の物を移動させるだけに、例え単身者であってもいわば大掃除以上に手間がかかります。ですが、昨今では引越し業者のサービスも多様化していますので、お任せパックなどを活用すればほとんど手間がかかりません。ですが冷蔵庫だけは話が別です。引越しの際、最も気を使うものと言っても過言ではないのが実は冷蔵庫なのです。
via pixabay.com
引越し準備をと思ったら
基本的に、引越しの際冷蔵庫の中身は空にします。運搬中は電気は通りません。つまり、冷蔵庫にも電気が通らないので冷気は維持出来ません。冷蔵庫ではなく、ただの大きい箱になってしまいますので、冷蔵で保存しておかなければならない物も常温になります。そのため、基本的に引越しの際、冷蔵庫の中の物はすべて出しておかなければならないのです。
引越しを意識したら食材の購入を控える
引越しをと考えたら、食材の購入は意識的に抑えましょう。引越しが決まってから冷蔵庫の中を空にするのは現実的には難しいです。特に冷凍庫です。例えば飲み物程度であれば常温にしても良いでしょう。ですが要冷蔵・要冷凍の物はどうにもなりません。特に冷凍です。買い足さないだけではなく、冷凍の物から積極的に消費して引越し当日には空になるのが理想です。
厄介なのが氷
最近では冷蔵庫に水をセットしておくだけで氷になる製氷機を備えた冷蔵庫もありますが、こちらも厄介です。なぜなら、自分の目では水がないと思っても冷蔵庫の内部に水が残っており、製氷するかもしれないのです。そのため、引越しが決まったら製氷も出来る限りは行わないようにすべきです。これを怠ると引越しの運搬の際、少し斜めに傾けた際に中にあった水が漏れてしまう可能性があります。新居等がいきなり水に浸されますので気を付けましょう。
冷蔵庫は生ものなどを保管しておくと共に、運搬中は冷気が切れます。そのため、他の家具よりも注意しておかなければなりません。特に当日になって慌てても時すでに遅しです。冷蔵庫だけは前もって計画的に空にするよう気を付けましょう。
9 件