2017年1月31日 更新

ALTECの歴史

ALTECは、1941年にウェスタン・エレクトリック社の主要メンバーによって設立されたオーディオ機器メーカーです。 同年にはジェームス・バロー・ランシングが社長を務めるランシング・マニュファクチャリング社を買収しALTEC Lansingと社名を改めました。

191 view お気に入り 0
 (921)

ジェームス・バロー・ランシングと言えば後にJBL社を創業することでも有名ですが、ALTEC Lansing社でもその高い技術力が評価され技術副社長として迎えられました。ALTEC Lansing社の主力商品は、大型施設で使用する劇場用スピーカーが有名で、特にアメリカの映画館や劇場で使用されていた大型スピーカーのほとんどがALTEC Lansing社製のものでした。
ALTEC Lansing社を代表する劇場用スピーカーは、1945年から発売されたAシリーズが主力商品でこのシリーズは別名『ボイス・オブ・ザ・シアター』と呼ばれていました。

日本で初めてALTEC Lansing社のスピーカーが輸入されたのは1965年と言われています。ALTEC Lansing社が製造する数あるスピーカーの中でも特にA5とA7がオーディオファンから人気があるシリーズなのでご紹介します。
ALTEC Lansing社が販売する劇場用スピーカー・Aシリーズの中でもA5は最も長い期間、販売された人気シリーズです。
A5の特徴としてはとにかく存在感のある外観と1.4インチもあるコンプレッションドライバーが装備されており、ハリのある明るい音が特徴的です。



A7はA5と比べてコンプレッションドライバーが1インチと小さく全体的にもコンパクトなサイズだったこともあり、オーディオファンの中では扱い易く、最も人気が高かったシリーズです。日本ではA5よりもA7の方が先に輸入されていて公共施設や映画館などに多く設置されていました。『ボイス・オブ・ザ・シアター』と呼ばれるAシリーズの代表格でもあるA7は、日本では映画や音楽の他に講演会などでも利用され講演者の言葉が聞き取り易いと好評だったと言います。



このように日本では映画、ライブハウス、レコーディングスタジオ、劇場、公共施設などあらゆる場所で活躍をしたALTECスピーカー。
ALTECのスピーカーは、ミスが許されないオーディオ製作用から市民の声を伝える拡声用まで『ボイス・オブ・ザ・シアター』としての多様な目的に対応が出来るスピーカーとして今でもオーディオファンから愛され続けています。
2 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

JBL スピーカー ランサー101の特徴

JBL スピーカー ランサー101の特徴

JBL ランサー101が誕生したのは、1965年の事になります。 フロア型スピーカーとして、家庭でも使える手頃なサイズ感となっているのが特徴です。 プロユースとしても、多くのミュージシャンが愛用したモデルとしても有名です。
Reusearch編集部 | 1,420 view
JBL スピーカー オリンパスの特徴

JBL スピーカー オリンパスの特徴

オリンパスは、木のぬくもりを感じられる、 温かみのあるスピーカーであります。 非常に使い方が難しく、一部ではじゃじゃ馬と揶揄されるほど 使いこなすのが難しい事で知られています。
Reusearch編集部 | 926 view
JBL スピーカー メトロゴンの特徴

JBL スピーカー メトロゴンの特徴

JBLのスピーカーの中でも比較的古いモデルであるJBL メトロゴンですが、 その形状には驚かされるばかりです!何と言っても、その流線的で近未来な デザイン性が特徴です。議会のテーブルといった方がしっくり来るかもしれませんね。
Reusearch編集部 | 581 view
JBL スピーカー 4425の特徴

JBL スピーカー 4425の特徴

家庭用スピーカーにも本格派の波が訪れている最中、JBL 4425が誕生しました。 課程向けに優しい音のアレンジを意識しているこのモデルは、サイズ的にもしっくりくるものとなっていて、 大人気となっています。そんなJBL 4425の歴史や特徴について紹介していきます。
Reusearch編集部 | 1,372 view
JBL スピーカー C38 バロンの特徴

JBL スピーカー C38 バロンの特徴

昔のテレビやちゃぶ台を思わせるようなデザインが印象的なのがJBL C38 バロンです。 4本足でガチッとしたスタイルは、昔ながらの良さが見て取れ、魅力を感じてしまいます。 足なしスタイルでもかっこいいJBL C38 バロンの歴史や特徴について説明します。
Reusearch編集部 | 966 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

Reusearch編集部 Reusearch編集部