2017年1月27日 更新

【共有します】これもリユース。価値あるものを社会にもどす

あなたにとってはゴミかもしれないけど、俺にとってはお宝なんだ!

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こんにちは。リユースカルチャーの専門家、つじむらです。


今、私が手に持っているパネル。これ、やばくないですか?このやばさを共有出来る人はきっとどこかにいます。これを読んでいる人で、おー、やばい!と思う人がいるかどうかはわかりませんが、世界中には確実にこのパネルのヤバさを共感できる人はいると思います。


このパネル、なんのために作られたものかよく分かりません。ひょっとしたら、モデルガンかなにかの販促用?映画の宣伝用ではないような気がします。なぜなら、S & W社の44マグナム M29のスペックがつらつら書いてあるから。
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これが作られた目的はわかりませんが、ハリーキャラハンが44マグナムを構えているパネルだというだけでヤバイ人にはヤバイんです。ただ、これあんまり高値で流通しているわけでもありません。たまに出てきます。そして好きな方が、ちょっと恥ずかしそうに買っているんだと想像します。

なぜやばいのか?

ダーティハリーの監督は、ドン・シーゲル。クリントイーストウッドにとっては映画の父のような存在です。アメリカ映画の巨人ハワードホークスやラオールウォルシュの助監督をつとめ、サムペキンパーの師匠でもある低予算で早撮りが得意な最強にカッコイイアメリカ映画を撮る男なわけです。



そして、世界最強の映画作家であり俳優のクリントイーストウッドを生んだ父でもあるわけです。ダーティーハリーはこの二人が組んだ大ヒット作でシリーズ化します。個人的にはイーストウッド本人が監督したシリーズ4作目が大好きなのですが。特に人質を取った強盗にたいして、イーストウッドが放つ映画史に燦然と輝く名台詞
Go ahead,make my day! やってみな、いい日になるぜ
にしびれます。


アカデミー賞作品賞に輝いてしまった信じられないほどの傑作『許されざる者』はドンシーゲルに捧げられるほどにイーストウッドにとって特別な存在なのです。


という背景を知っていて、ダーティーハリーを年に1回は見る人にとって、このパネルは高い価値を持っているのです。

ゴミといえばゴミである。

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はつやまにこのパネルを持たせてみました。触りたくないという表情で持っています。
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この人は、ハリーキャラハン。この44マグナムをぶっ放す、ダークヒーローだ。とひとしきり説明しても、この顔www。
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いやいや、やめてー!!!

しかし、この人にとっては無価値なんですよ。これ。

リユースにできること

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この記事のキュレーター

辻村 康 辻村 康